From the looftop

花瓶を投げるなら、屋上からより丘の上からの方がいいと思います。

葡萄色のくちびるはワインより甘く



よくきたな、おれは悪の組織に頭をダンボールに改造された哀しきオフィスレディ、久坂みちるだ。おれは今、休日をりようしてパックをしたり、普段塗らない美容液(エスティローダーでもらったアドバンスドナイトリペアの試供品とかだ)をぬったりしているところだ。本来ならば肌にコロナビールとかを塗りたくって労をねぎらいたいところだが、研究のけっか、肌にコロナビールを塗ると、ダニー・トレホに追いかけまわされた挙句サボテンが全身に刺さってしぬということが証明されている。なのでおれはコロナビールは塗らずに呑んでいる。おまえもそうしろ。


さて、今日おれが記事を書いているのは先日購にゅうしたディオールの新しいティントリップバームを紹介するためだ。

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正直言って、おれはまだコイツに対する研究が足りていないが、それはささいなことだ。おれが紹介したいから書く。ここはおれのメキシコだからだ。もしもそれが気に入らないなら、おまえにはGoogle検さくとかが許されている。アットコスメにでも行き、別のバンデラスに教えを請うといい。繰り返すが、おまえにはそれが許されているのだ。

また、これも再三の繰り返しになるが、この記事で説明するのはあくまでおれのナチョスのレシペであり、万人に当てはまるものではない。コナンやバンデラスやバーフバリに憧れるおれが、デパートで購にゅうしたドリトスによりいかに真の男に近づいたか。そうゆう話だ。


今回おれが購入したのは「ディオール アディクトリップグロウ」の「006ベリー」というカラーだ。購にゅうしてから知ったのだが、これは限定色らしい。つまりコイツを使い終わったとき、コイツは去ってしまう……永遠に……メキシコではこうゆうことはよくある。だがそれは絶ぼうではない。愛したベイブとの別れはまた、新たな愛しいベイブとの出会いの始まりでもあるのだ。

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実際にどんな色かというのは添付した写真を見てほしいのだが、おれは過去を必要いじょうに懐かしんだりはしない。つまり写真を撮り慣れていない。ゆえに色が伝わっていないかもしれないが、ささいなことだ。おまえのスマッホでSiriをきどうし、ディオールのページを開け。おまえはそこで真の色を確認することができる。スマッホの写真や店頭で実物を見たとき、おまえはその圧倒的紫に恐れおののくだろう。それこそがタルサドゥームの罠だ。だがそこですごすごと退散してしまうほど、おまえは腰抜けではないはずだ。タッチャップしてみると、実際のところは葡萄色というよりはピンクになったり赤になったりするだろう。このアディクトリップ苦労は使用者の唇のすいぶんりょうで色を変えるリップなので、塗ったときの色味はおまえのメキシコの水分量によって違う。とはいえ、おおもとの発色のベースは葡萄色だ。紫に苦手意識のある者には特に、カウンターのバンデラスと相談することを勧める。

そしてこれも購入してから知ったのだが、どうやらこれはティントらしい。うまり落ちにくいし、多少落ちてもおまえの唇には色が残るとゆうことだ。コロナビールをのんでも瓶に唇の跡が残りにくいのではずかしくない。直す頻度も低くてよさそうだ。


つけてみた感触だが、おまえは資生堂のルージュルージュをつけたことがあるだろうか?ないだと?なければ想像しろ。あれはとても硬い。事前にリップ下地とかを塗っておかないと唇がまるでメキシコの熱風をあびたかのようにガビガビになり、しぬ。(念のため追記しておくが、資生堂のルージュルージュはおれが最もよく使う口べにのひとつだ。おれが常用するレッドクイーンはノーブルで職場でもプライベートでも過不足なく使える色だ。おれはあいつを信頼している。つまりこれは、資生堂のルージュルージュの悪くちではない)あのルージュよりは柔らかい。が、イヴサンローランの「ルージュヴォリュプテシャイン」ほど柔らかいとゆうわけでもない。公式サイトとかでは「たっぷりの潤い」とうたわれているが、それほどの潤いはおれは感じなかった。とはいえ1ぽんで塗ることができないほどではない。硬めのリップクリームを塗ったような感しょくだ。お直しには使いやすいだろう。


それから、これはかなり大事なことだが、おまえがもしもこれ以前にディオールのリップを使ったことがあるならば知っているだろうが、このリップはかなりバニラの匂いがする。もしもおまえが匂いについて不安を抱くなら、売り場へ赴いて嗅いでみるべきだ。唇は鼻に近いので、塗ってしばらくは匂いを嗅がなければならないからだ。それほどの、生半可なかくごでは乗り越えられないほどのかなりのバニラなので、おれは毎朝ねぼうして朝食を抜くと、このリップを齧りそうになる。それくらいのバニラだ。だがおれはこれを舐めない。なぜならば、舐めてもバニラの味がしないことが完全に証明されているからだ。おれはかつて同じディオールの「アディクトリップマキシマイザー」を舐めたとき、カプサイシンのさようで死んだ。おれはそれを卑れつな魔術師の罠かと思ったが、どうやらこれは唇をふっくらさせるために配ごうされた完全に正しい成分だったようだ。つまりおれだけが腰抜けだったのだ。おれはもう腰抜けには戻らない。つまり、リップを舐めるようなことはしない。舐めても、匂いどうりの味はしないからだ。だが、イヴサンローランの「ルージュヴォリュプテシャイン」とポール&ジョーの「モイスチュアライジングファンデーションプライマー」は舐めてもおいしい。それだけは追記しておく。

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おれはいわゆるブルベ夏とゆわれるパーソナルカラーなのだが、今のところ特に浮くかんじもせず使えている。チークも久々にラベンダーカラーに揃えている。季節外れだと?知ったことか。ここはおれのメキシコで、これはおれのナチョスのレシペだ。誰にもなにもゆわせない。そういう強いきもちでいなければメキシコで生き抜くことはできない。ダニー・トレホに刺されるし、ジャガーにも食われて、おまえの人生に二度と陽は昇らない。おれは他人におれのメキシコをゆだねるつもりはない。おまえもそういう気持ちでおまえのメキシコと向き合い、ナチョスを作れ。おまえの好きなようにしろ。おまえのむき出しのメキシコに正面から向き合えるのはおまえだけであり、おまえが向き合うことでおまえのメキシコはメキシコになる。おまえがおまえのメキシコに向き合うことを決めたとき、おまえのメキシコがはるか眼前に広がり、おまえはその時初めておまえ自身が、いつか憧れたバンデラスとともに、おまえのメキシコに並び立っていることに気づくだろう。


真の男になれ。この広い世界で、おまえにはそれができる。あるいはこの記事を読むおまえは、既に、真の男なのかもしれない。


いじょうだ。




(この記事は社会派コラムニストの逆噴射聡一郎氏をリスペクトして、かれの文体を真似て書いたものだが、この記事をえらそうに書いたおれは、実のところ残念ながらただの間抜けなこしぬけだ。この追記も、ガラガラヘビの出けつ毒により薄れゆく意識のなか、かろうじて動く右腕で書いている。おまえが記事のないようではなくこの文体に興味をもったのであれば、下のユー・アール・エルから逆噴射氏の紹介ページへ飛んでみるといいだろう。そこにはおれのとは比べものにならないほどの自由と灼熱のメキシコがひろがっており、おまえはそのあまりのメキシコに、またたくまにかれの虜となるだろう)


逆噴射聡一郎先生の紹介ページ↓

https://diehardtales.com/n/n73ec21c8457b

逆噴射聡一郎先生のコラムページ↓

https://diehardtales.com/m/m8cd476f569fa




※文章中で紹介されている商品(リンク先含む)を購入しても久坂みちるには一銭も入りません。ごあんしんください。

※本当にすみませんでした。